カードローンの返済額がキャッシングした額を超えたのにまだ返済が終わらない。そんな方おられませんか?

それは実質金利分しか返済したことになっていないのが原因です。

金利とは、借りたお金に上乗せされる貸主の取り分と考えてください。この取り分があるから金融機関は赤の他人のあなたに担保なしでお金を貸すのです。当然その金利を上乗せした金額すべてを返済しないことには借金はゼロになりません。

現在は1か月以内に返済したら金利が付かないカードローンなどもあり、短期間借りるだけなら金利が付かないこともあります。でもそんな短期間で返せることはまずないでしょうから、金利がどれくらいつくか借りる前に良くチェックしておきましょう。

ちなみに金利は借金の額によって上限が決まっており、10万円未満の場合は、年20%、10万円以上100万円未満の場合は年18%、そして100万円以上の場合は年15%となっています(利息制限法第1条)

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借金の返済はまず金利から

実は借金の返済って金利が優先的に返済されているのです。つまり元本がほとんど減っていないからずっと返済が続くという訳。

そんなのおかしいと思われるかもしれませんが、民法では費用、利息そして元本の順番で充当すると規定されているのです(民法491条1項)。

例えば50万円カードローンでお金を借りたとしましょう。

前述したように現在の法律では100万円未満の場合、最高年18%の金利を付けることが認められています。50万円の18%ですから9万円。その9万円を毎月支払うとすると7500円。一か月当たりの返済額が1万円とすると利息が元本に優先しますので、元本は1ヶ月に2500円しか減っていません。

1年で12万円返済したのに元本は3万円しか減っておらず、残り47万円をまた返済していくことになるのです。

もし生活費が足りなくてカードローンを利用したのなら、おそらく返済もままならなくなり、別の金融機関のカードローンで返済というお決まりのパターンに。いわゆる自転車操業になって返済できなくなるのです。

リボ払い(リボルビング払い)の恐ろしさ

あなたがカードローンで借金する場合、安易にリボ払い(リボルビング払い)を選択していませんか?また返済方法がリボ払いしかないカードローンを利用していませんか?

リボ払いは月々の返済額が一定で、自分の生活を維持しながら返済できるので、若い方に人気のある返済方法です。

実際一時期リボ払いを推奨するTVCMが流されていましたし。

しかしリボ払いほど危険な返済方法は無いのです。

リボ払いは前述したように返済額が一定。新たにカードローンで借り入れをした場合、それも返済方法をリボ払いにしたら、借金の総額は膨らんでいるのに毎月の支払いが同じなので借金が増えたという実感がわきません。そういう生活を続けた結果、気付かないうちに限度額に達する方がたくさんおられます。

また返済額が一定でも、借入額が多くなると金利の返済割合がどんどん高くなりますので、その分元本の返済割合が下がり、返済期間が長期化してしまうのです。

雪だるま式に増えて行き最後はどうすることもできない

カードローンを利用すると、その便利さの虜になってしまうのはある意味仕方ありません。

でもカードローンだって打出の小槌でないので、いつかは利用できなくなります。

利用できなくなったら、闇金などに移っていき最後は雪だるま式に膨らんだ借金だけが残ったということに。

今が大丈夫でもいつ返済ができなくなるかはわかりませんので十分に注意しましょう。